トヨタ16連勝で決勝トーナメント進出

[ 2012年9月29日 06:00 ]

日本女子ソフトボールリーグ

(9月28日)
 3会場で6試合が行われ、トヨタ自動車が日立マクセルに快勝し、16連勝で4年連続決勝トーナメント進出を決めた。佐川急便はポーターが決勝打を放ち、1部昇格6季目で初めてルネサスエレクトロニクス高崎を破って6位に浮上した。

 ≪狩野、新フォームで打撃好調≫豊田自動織機・狩野が打線に火をつけた。今季2度目の先頭打者本塁打を放ち3回の第2打席は左中間二塁打。白井の適時打を引き出した。「いい当たりがヒットになってくれた」。首位打者経験のある安打製造機も、前半戦は11試合でわずか8安打。グリップを耳より高く上げて構えるフォームに改造し「打球が伸びるようになった」と打撃上向きを実感していた。

 ≪デンソー1点差試合は6戦5勝≫>デンソーは狩野の適時打で挙げた1点を3投手の継投で守り切り、同率2位に浮上。先発の重藤が6回途中まで2安打投球。完封ペースにもかかわらず、森沢監督は決勝トーナメントを見据え左打者に近藤をぶつける投手リレーを見せた。1点差試合は6試合で5勝の勝負強さを発揮し指揮官は「勝つことが大事」と終始、笑顔だった。

シオノギ製薬(1勝15敗)
 000 000 0─0
 000 100 X─1
デンソー(12勝4敗)
 (シ)安福―橋元
 (デ)重藤、近藤、テーラー―伊藤

大鵬薬品(3勝13敗)
 000 000 0─0
 101 111 X─5
豊田自動織機(9勝7敗)
 (大)江本、鈴木、小沢―増井
 (豊)栗田―ウィリス

トヨタ自動車(16勝)
 002 140 2─9
 000 000 0─0
日立マクセル(4勝12敗)
 (ト)山根―渡辺
 (日)長尾、豊崎―塩見、篠田

日立ソフトウェア(9勝7敗)
 101 000 00─2
 000 200 01X─3
戸田中央総合病院(7勝9敗)
 (タイブレーク8回)
 (日)山中―真鍋
 (戸)李―鶴沢

佐川急便(8勝8敗)
 010 001 2─4
 110 000 1─3
ルネサスエレクトロニクス高崎(12勝4敗)
 (佐)関根、スメサート―野添、山科
 (ル)中野、黒川―峰

ホンダ(7勝9敗)
 010 010 01─3
 000 200 00─2
太陽誘電(8勝8敗)
 (タイブレーク8回)
 (ホ)メロー―ラッピン
 (太)森、藤田―佐藤

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