元関脇栃乃洋が断髪式 森元首相らがはさみ

[ 2012年9月29日 18:47 ]

断髪式で春日野親方に大銀杏を切り落とされる元関脇栃乃洋の竹縄親方

 ことし1月の大相撲初場所で引退した元関脇栃乃洋の竹縄親方(38)=本名後藤泰一、石川県出身、春日野部屋=の引退、年寄「竹縄」襲名披露大相撲が29日、東京・両国国技館で行われ、同じ石川県出身の森喜朗元首相、大鳴戸親方(元大関出島)ら約350人がはさみを入れた。

 竹縄親方は時折、涙を浮かべ、最後に師匠の春日野親方(元関脇栃乃和歌)が大銀杏を切り落とした。金星12個は史上2位タイ。既に部屋付きの親方として後進の指導に当たっており「自分の型になっただけでお客さんが沸いてくれるようなお相撲さんを育てたい」と意欲を語った。

 新横綱日馬富士は初めて国技館の本土俵で土俵入りを披露した。

続きを表示

2012年9月29日のニュース