東芝前半3トライで逃げ切りもケガ人続出

[ 2012年9月8日 06:00 ]

前半、トライを決める東芝・渡辺(左)

 3季ぶりの優勝を狙う昨季3位の東芝が初昇格のキヤノンを21―15で下し、2連勝を飾った。東芝は前半16分にCTB渡辺太生(25)が先制トライ。前半だけで3本のトライを重ねて逃げ切った。キヤノンは後半13、22分にCTB三友良平(25)のチーム2本目のトライとPGで6点差に迫ったものの、反撃及ばず2連勝はならなかった。

 東芝は開幕戦NTTコミュニケーションズ戦ではPGを4本決めたが、この日はPGを狙わない積極的な攻撃から前半だけで3トライを挙げた。しかし、後半13分にNo・8豊田主将のキック処理のミスからトライを奪われると形勢逆転。相手の猛攻を何とかしのいだ和田監督は「前半にプレッシャーを受けて体力を奪われた」とスタミナ面の不安を口にした。7人制日本代表WTB豊島が左足首関節脱臼で今季絶望。SOヒル、CTB森田も負傷退場と早くも苦境に追い込まれた。

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2012年9月8日のニュース