美香安定感抜群 ノーボギー66で6位好発進

[ 2012年9月8日 06:00 ]

USLPGAツアー キングズミル選手権第1日

(9月6日 米バージニア州ウィリアムズバーグ キングズミル・リゾート=6379ヤード、パー71)
 3週前に米ツアー初優勝を果たした宮里美香(22=NTTぷらら)が2勝目に向けて6位と好発進した。フェアウエーキープ率は100%でノーボギー。好調なショットで5バーディーの66をマークした。宮里藍(27=サントリー)は67で回って12位。申ジエ(24=韓国)が62で首位に立った。雷雨による中断の影響で日没となり、7日に第1ラウンドの残りが行われ、第2ラウンドも始まった。

 宮里美は雷雨による中断を味方につけた。インスタートの前半は、なかなかパットが決まらずに1バーディーと静かな立ち上がり。折り返した後の後半4番で約2時間の中断となった。この時間に自己分析し、再開後は軟らかいグリーンを踏まえてピンまでの距離をしっかり打ち、パットは「ラインの読みを少し浅くしてみた」と修正した。5番で3メートルのパットを沈めるなど3バーディーを奪って、上々の初日となった。

 前週は優勝後初めて自宅のあるフロリダ州へ戻り、コーチたちと祝勝会を開いた。さらにニューヨークで全米オープンテニスを観戦。リフレッシュし、ショットは相変わらず好調。気を緩めることもなく「ここからが大切」と力を込めた。

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2012年9月8日のニュース