組み合わせ決めるランキングラウンド 古川5位、蟹江は6位

[ 2012年7月27日 23:44 ]

男子ランキングラウンドで的を狙う古川高晴

 個人、団体のトーナメントの組み合わせを決めるランキングラウンド(72射、720点満点)を行い、男子の日本勢は古川高晴(近大職)が679点で5位、石津優(広島県協会)は671点で15位、菊地栄樹(エディオン)は659点で44位だった。

 女子は蟹江美貴(ミキハウス)が665点で日本勢トップの6位。早川漣(長崎・佐世保商高職)は654点で16位、川中香緒里(近大)は646点で28位だった。

 団体の日本は3人の合計得点で男子が2009点、女子は1965点でともに日本記録を更新して12チーム中5位だった。男子は28日にインドと、女子は29日にウクライナと、それぞれ1回戦で対戦する。

 男子で1位の林東賢(韓国)は世界新記録の699点をマーク。団体も韓国が2087点の世界新記録を樹立した。

 ▼新海輝夫チームリーダーの話 (男子は)よく頑張ってくれた。いい形でうてればこのくらいの点数が出ると思っていた。(女子も)上出来。いい傾向だと思う。

 ▼古川高晴の話 不思議なくらいよく当たった。緊張もプレッシャーもなく、落ち着いてうてた。ここで満足せず、挑戦したい。

 ▼石津優の話 普段と変わらず、落ち着いてうてた。周りの選手がうますぎるので、逆に緊張する必要がなかった。

 ▼菊地栄樹の話 ずっと不調だったが、その状態からすればいい感覚でうてた。出遅れたので、攻めろ、攻めろと自分に言い聞かせた。

 ▼蟹江美貴の話 団体の日本記録はみんなが頑張った結果。緊張しなかったし、点数を求めすぎずにうてたのが良かった。

 ▼早川漣の話 気持ち良くうてたけど、そのわりに点数が出なかった。団体は4位に入っておきたかったので少し残念。

 ▼川中香緒里の話 全体的に良くなかった。緊張はしなかったが、感覚が良くなかった。切り替えて決勝トーナメントは頑張りたい。(共同)

続きを表示

2012年7月27日のニュース