萩野 28日に日本メダル1号期待膨らむ

[ 2012年7月27日 06:00 ]

 競泳初日(28日)の男子400メートル個人メドレーに出場する17歳の萩野公介(御幸ケ原SS、栃木・作新学院高3年)が26日、本番会場の水泳センターで約2時間練習し、スタートなどの確認を行った。大会期間中の指導を担当する平井ヘッドコーチは「あんまり言うとプレッシャーになるけれど、かなりいいです。体もちょっと大きくなって、泳ぎも大きい」と仕上がりに太鼓判を押した。

 4月の日本選手権で自己ベストを4秒32更新して出した日本記録の4分10秒26は、今季のランキングでロクテ、フェルプス(ともに米国)に次ぐ出場選手中3番手。決勝では4分8秒台を視野に入れる。上位2人は強敵だが「(3位は)誰にでもチャンスはある」と見ている。

 過去2大会の「競泳メダル1号」は、いずれも大会2日目の男子100メートル平泳ぎで金メダルの北島康介だった。競泳では00年シドニーの北島以来の男子高校生代表となった「コースケ」には、高校生の北島が果たせなかった表彰台、そして日本のメダル1号の期待が膨らんでいる。

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2012年7月27日のニュース