把瑠都に「白星勲章」 エストニア大統領が授与

[ 2012年5月30日 18:46 ]

 大相撲の大関、把瑠都関は30日、バルト3国の一つである出身国エストニアの首都タリンで、イルベス大統領から「白星勲章」の第3級を授与された。

 大統領公邸での授与式には、星秀明日本大使ら関係者が出席。

 白星勲章は公共部門などで顕著な功績があったエストニア人らに授与され、七つの等級がある。

 把瑠都関は2004年、エストニア出身初の力士として初土俵を踏んだ。10年に大関に昇進し、今年の初場所で初優勝。横綱昇進が懸かった春場所は10勝5敗に終わり、昇進を逃した。今月の夏場所は9勝6敗だった。

 エストニアの放送局は大相撲の中継などは行っていないが、インターネットの動画などを通じ、把瑠都関の取組を見ている人が多い上、スポーツ紙なども把瑠都関の勝敗を報道するため、活躍は広く知られている。(共同)

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2012年5月30日のニュース