遼“米No.1コース”に「かき立てられるものがある」

[ 2012年5月30日 06:00 ]

グリーン周りの練習を入念にする石川遼

 米男子ツアーのメモリアルトーナメント(31日開幕、ミュアフィールドビレッジGC)に出場する石川遼(20=パナソニック)は28日、大会コースを初めてラウンドし「選手の中で“米ツアーで一番好きなコース”と言われている理由が分かる。かき立てられるものがあります」と目を輝かせた。

 コースは大会創設者のジャック・ニクラウスが設計。11ホールでウオーターハザードが絡むうえに、グリーンの形状も複雑で「(鍵は)アイアンの精度」と、ショット勝負の認識を示した。

 先週は時差ボケが抜けきれずに予選落ちをしたが、体調は回復。「(グリーンの狭さは)逆にやりやすいかな」と前向きに話す。強豪が集う準メジャーの大会で、相手は帝王のコース。石川の闘志には着実に火がつき始めた。

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2012年5月30日のニュース