中田久美さん　久光製薬で監督初挑戦「世界と戦える選手育てる」

久光製薬の監督に就任した中田久美さん

　バレーボール、プレミアリーグ女子の久光製薬は３０日、大東雅史監督（３５）の退任と元日本代表セッターの中田久美コーチ（４６）の監督就任を発表した。

　中田新監督は「伸び盛りのチームを率いて初めての監督ができることに喜びを感じています。世界と戦える選手の育成とより魅力的で強いチームづくりをおこなっていきたいと思います」とコメントした。

　久光製薬は昨季のプレミアリーグで準優勝。日本代表の新鍋理沙、岩坂名奈、平井香菜子らが所属している。

　中田監督は１５歳で日本代表入りし、１９８４年ロサンゼルス五輪で銅メダル獲得に貢献。引退後はイタリアのクラブや日本女子ユース代表などのコーチを経て、昨年９月から久光製薬のコーチを務めていた。