11ブロックショット決まった!ヒート白星発進

[ 2012年5月30日 06:00 ]

 NBA東地区決勝がマイアミでスタートし、2位ヒートが4位セルティクスを93―79で下し、地元での初戦を白星で飾った。レブロン・ジェームズ(27)が32得点13リバウンドを挙げれば、ドウェイン・ウェイド(30)も22得点をマーク。チーム全体で11ブロックショットを記録するなど、守備面でも踏ん張り勝利を収めた。セ軍は前半を同点で折り返したものの後半に失速。ケビン・ガーネット(36)は23得点を挙げたものの、流れを変えることはできなかった。

 ヒートはチームのブロックショット数は11対1。「ブロックはダンクのようなもの。勢いを与えてくれる」とウェイドが語ったように、“制空権”をキープしたことが勝利につながった。前半は11点リードしながら追いつかれるという苦しい展開。しかし後半でリズムをつかみ、3季連続でプレーオフで対戦しているライバルを突き放した。「相手はファイナル制覇も経験している強豪。精神的に負けてはいけないんだ」とジェームズ。自身はチーム最多となる3本のブロックショットをマークし、攻守両面でいい働きを見せた。

 ≪3季連続で対戦≫プレーオフでのヒート対セルティクスのカードは3季連続。10年の地区1回戦ではセ軍が4勝1敗。11年の地区準決勝ではヒ軍が4勝1敗で制している。

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2012年5月30日のニュース