「ジュニア・ジャパン」立ち上げ W杯へ有望若手を一貫強化

[ 2012年4月16日 18:22 ]

 日本ラグビー協会は16日、2015、19年のワールドカップ(W杯)に向けた継続的な代表育成を目的とする「ジュニア・ジャパン」を立ち上げると発表した。有望な若手を定期的に鍛え、エディー・ジョーンズ日本代表ヘッドコーチ(HC)が選手選考や指導方針に関わり一貫した強化を進める。17日から練習を開始する。

 帝京大の大学選手権3連覇に貢献したバックスの森田佳寿(東芝)や松田力也(京都・伏見工高)ら、日本代表に選ばれていない17~24歳の38人を選出した。これまで日本代表の下には「日本A代表」が位置していたが、今後は「ジュニア・ジャパン」をベースにA代表に相当するチームを編成する。

 練習は2週間に1度。「ジュニア・ジャパン」中心のチームでの国際試合出場も検討している。日本代表は19年のW杯日本大会ベスト8が目標。ジョーンズHCは「成功すれば必ず世界のトップ10に入れる」と意気込みを語った。

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2012年4月16日のニュース