男子は村上が4度目V!女子は17歳の馬淵が初優勝

[ 2012年4月16日 06:00 ]

 飛び込みの日本選手権最終日は14日、東京辰巳国際水泳場で行われ、男子高飛び込みは昨年の世界選手権代表だった22歳の村上和基(上武大大学院)が、428・85点で3年ぶり4度目の優勝を果たした。岡島太一(東京・日出高)が415・90点で2位となった。女子1メートル板飛び込みは17歳の馬淵優佳(JSS宝塚)が277・35点で初の日本一に輝き、渋沢小哉芳(セントラルネクスト21)が258・95点で2位だった。

 女子1メートル板飛び込みの馬淵は大きなミスなくまとめた。この種目は3メートル板飛び込みの合間に練習する程度だが、持ち味のきれいな入水で得点を伸ばした。「今までで一番の出来だったので満足」と笑みを浮かべた。演技の精度は高いが、まだ技の難易率が低い。4年後のリオデジャネイロ五輪を目指す高校3年生のホープは「難易率を上げないといけないのは分かっている。そのための体づくりをやっていきたい」と成長を誓った。

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2012年4月16日のニュース