浜口 五輪予選に向け「確実に勝つレスリングを」

[ 2012年3月20日 19:43 ]

レスリング女子日本代表の強化合宿で調整する吉田沙保里(上)

 レスリング女子の日本代表が20日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで強化合宿を報道陣に公開し、30日からのロンドン五輪アジア予選(アスタナ=カザフスタン)で五輪出場枠獲得を目指す72キロ級の34歳、浜口京子(ジャパンビバレッジ)らが精力的に汗を流した。

 アジア予選は2位以上で枠を獲得できる。浜口は、北京五輪準決勝で敗れた王嬌(中国)がエントリーしたことについて「勝たなきゃいけない相手。確実に勝つレスリングをして優勝したい」と静かに闘志を燃やした。

 既に五輪代表に決まっている55キロ級の吉田沙保里、63キロ級の伊調馨(ともにALSOK)や48キロ級の小原日登美(自衛隊)らも力のこもった練習を披露した。英メディアを含む大勢の報道陣に囲まれた吉田は「五輪が近づいてきたなと感じた。期待に応えられるように頑張りたい」と話した。

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2012年3月20日のニュース