わずか0秒9 大関同士の激突はあっけない勝負にため息

[ 2012年3月20日 19:46 ]

大相撲春場所10日目

(3月20日 大阪府立体育会館)
 2敗同士の日馬富士―琴奨菊はわずか0秒9のあっけない勝負。春場所では2009年の11日目から千秋楽以来となる4日連続の満員御礼となった館内は、深いため息に包まれた。白鵬、把瑠都らを1差で追う大関同士の激突は熱戦が期待されただけに、観客も拍子抜けだ。

 当たってすぐに体を開いて突き落とした日馬富士は「何十回も当たっている相手だから、立ち合いは大体分かる」と、してやったりの口ぶり。賜杯レースから大きく後退の琴奨菊は険しい表情で言葉少なだった。

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2012年3月20日のニュース