大阪朝鮮高は花園出場「とにかく頑張るだけ」

[ 2011年12月19日 19:25 ]

 金正日総書記の死去を受け、第91回全国高校ラグビー大会(27日開幕・花園)に臨む大阪朝鮮高の呉英吉監督は19日、出場を明言した。

 呉監督は訃報を「日本に住んでいると(本国とは)少なからず温度差がある」と冷静に受け止めた様子。出場については「それとこれとは別と思う。子どもたちにとっては、1年かけてやっとつかんだ花園だから」と説明した。

 全国大会を約1週間後に控え、選手たちは通常通り学校のグラウンドで練習に励んだ。フランカーの洪泰一主将は「聞いたときは驚いた」としつつ「ラグビーに国籍は関係ない。同胞のためというのはあるけど、僕らは大阪代表。とにかく頑張るだけ」と話した。

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2011年12月19日のニュース