川内 中2週間で出場も「自己3番目のタイム」で2位

[ 2011年12月19日 06:00 ]

給水ポイントで脚に水を掛ける川内優輝

 福岡国際で3位に入り、ロンドン五輪の有力候補となった川内優輝(24=埼玉県庁)が、2時間12分33秒で2位に入った。

 25キロから優勝したセルオド・バトオチル(モンゴル)と一騎打ち。36キロ手前で引き離されたものの、37秒差でゴールした。「(福岡国際から)2週間でまた出るなんて頭がおかしいとか言われましたが、自己3番目のタイムが出た」と胸を張った。過去9度のマラソンでは8度も医務室に直行。しかし今回はバトオチルに歩み寄り「ロンドンでは負けません」と“宣戦布告”する余裕があった。「(2月の)東京で2時間7分台を狙う自信になった。これを糧に五輪をつかみたい」と話した。

続きを表示

2011年12月19日のニュース