明大1年の村井 60メートル快走初トライ!

[ 2011年12月19日 06:00 ]

<明大・関西学院大>後半32分 明大・村井(左)は、関西学院大・小樋のタックルをかわしトライ

ラグビー全国大学選手権 明大38-3関西学院大

(12月18日 熊谷)
 関西学院大をノートライに抑えて快勝した明大は1年生WTB村井佑太朗(秋田工出)が後半9分から出場し、公式戦初トライを決めた。

 明大―サントリーのバックスで活躍した村井成人氏(47)を父に持つ期待の星。後半32分に自陣10メートルライン付近でこぼれ球を拾ってから華麗なステップで約60メートル走り、最後は相手を引きずりながらボールを押さえた。「トライを狙っていたんでよかった」と白い歯をこぼした。

 対抗戦では成蹊大戦、青学大戦、日体大戦でフル出場しながらノートライ。早大のSO小倉ら1年生トリオ、筑波大WTB竹中ら新人が活躍し「あいつらには負けられない」と燃え、意地のトライだった。秋田工―明大で先輩の吉田義人監督(42)も「スピードもあって相手を抜く感覚がいい。これから楽しみ」と絶賛。次戦は対抗戦初戦で23―17と辛勝だった筑波大戦。村井は「アタックには自信がある。ディフェンスで頑張りたい」と活躍を誓った。

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2011年12月19日のニュース