東レ 4度目V!迫田24点!サオリン22点

[ 2011年12月19日 06:00 ]

トヨタ車体を破り4大会ぶりとなる4度目の優勝を決め、喜ぶ東レの選手たち

 バレーボールの全日本選手権最終日は18日、東京体育館で行われ、女子は東レが4大会ぶり4度目の、男子はパナソニックが2大会ぶり3度目の日本一となった。東レはW杯代表の迫田が両軍最多の32得点、木村沙が22点を奪い、3大会ぶりの頂点を狙ったトヨタ車体を3―1で下した。パナソニックは川村やブラジル人のアウベスを中心にレシーブやブロックが光り、初の日本一を狙ったFC東京を3―1で退けた。

 東レ優勝の立役者はこの日が24歳の誕生日だった迫田。両軍最多の32点を荒稼ぎしたヒロインは「自分は点数を取らないとコートにいる意味がない」とホッとした表情で話した。エース木村沙をしのぐ働きぶりだった。バックアタックが得意だが、前衛での強打は苦手。ただ、この日は相手のブロックやレシーブの隙間を見て冷静に打ち抜き、打数61、決定率50・8%。打数52、決定率38・5%の木村沙を上回った。

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2011年12月19日のニュース