元星風が弁論準備に出席「今も稽古している」

[ 2011年11月15日 20:37 ]

 八百長関与認定による引退勧告を拒否して日本相撲協会を解雇され、力士としての地位確認などを求める訴訟を起こした元十両星風のボルド・アマラメンデ氏(27)は15日、東京地裁での弁論準備手続きに出席し、「今も知人のところにある土俵でまわしを締め、稽古をしている」と話した。

 まげをほどいて長髪のアマラメンデ氏は着物姿で現れ、「体重は10キロ減ったが、どれだけ気持ちを持続できるかだ」と現役復帰への意欲を強調。現在も日本で生活し、モンゴル相撲の道場にも通って鍛えているという。

 代理人の北村晴男弁護士によると、八百長関与で相撲協会を去った前竹縄親方(元幕内春日錦)、元幕下恵那司が証人として来月下旬の口頭弁論に出席するかは、28日の弁論準備で決まる。

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2011年11月15日のニュース