優勝したのに困り顔 松山英樹次戦も「予選通れるか心配」

[ 2011年11月15日 09:03 ]

コース内に展示されたベンツの車内を興味津々の様子でのぞき込む松山

男子ゴルフツアー ダンロップ・フェニックス

(11月17日 宮崎・フェニックスCC)
 優勝を飾った前夜はぐっすりと眠れたが、先週の大会中から携帯電話の調子が悪く、祝福の電話やメール全てに対応できていないことに困り顔のアマチュアの松山英樹(19=東北福祉大2年)。少なくとも100件以上のメールが届いていたという。この日は東京でTBS「みのもんたの朝ズバッ!」にスタジオ出演してから宮崎に入り、コースで初ラウンドした。

 18ホールを精力的にプレーすると、知らず知らずのうちにたまっていた優勝争いの疲れも実感した。「確かにきょうは疲れてた。思った以上に体が動かなくて、一日いいショットが出なかった」。松林の上を吹き抜ける強風やグリーンにも苦しめられて、優勝の余韻に浸るより「こんな難しいコースに来て予選を通れるか心配になってきた」といや応なしに気持ちは切り替わりつつある。

 「コースのイメージは出たので、しっかり休んで予選通過を目指して頑張っていきたい」。周囲の期待は2週連続での優勝争いとなりそうだが、松山は地に足をつけて新しい1週間のスタートを切った。

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2011年11月15日のニュース