琴奨菊 祖父の墓前に昇進報告「目標はもっと上に」

[ 2011年10月14日 06:00 ]

 大相撲の新大関・琴奨菊(27=佐渡ケ嶽)は13日、昇進後初めて故郷の福岡県柳川市へ凱旋。自宅の仏前で相撲へ導いてくれた祖父・一男さん(享年76)に昇進を報告した。

 「自分が大関になるのがじいちゃんの夢だった。かなえられて“よかったね”と言ってくれると思う」と感慨に浸った。この日は最寄りの西鉄柳川駅に横断幕が掲げられ、3発の花火も打ち上げられるなど祝福ムード一色だったが、琴奨菊は大関昇進が新たな出発点と認識している。「目標はもっと上にある。頑張っていきたい」と九州場所(11月13日初日、福岡国際センター)での活躍を誓った。

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2011年10月14日のニュース