16歳ウィーバー“びっくり”初出場女王「涙が出た」

[ 2011年10月14日 06:00 ]

予選2位から逆転で優勝したウィーバー(左)。敗れたコモワは表彰式が終わるとすぐにメダルを外した

体操世界選手権第7日

(10月13日 東京体育館)
 初出場のウィーバーが米国に2大会ぶりに女王の座をもたらした。「予期していない優勝。びっくりして涙が出た。夢が現実になった」。

 出だしの得意の跳馬で、内村が男子団体総合決勝で行った大技「ユルチェンコ2回ひねり」を跳び15・716の最高得点を出した。他の種目ではミスが目立ったが、その貯金が効いた。ロンドン五輪で狙う米国勢3大会連続の個人総合優勝にも弾みがつき「目標の世界チャンピオンになれてうれしい」と達成感に浸った。

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2011年10月14日のニュース