0秒07差に迫られたボルト「これ以上教えている場合じゃない」

[ 2011年9月17日 10:12 ]

陸上ダイヤモンドリーグ最終戦 バンダム記念

(9月16日 ベルギー・ブリュッセル)
 最終戦の男子100メートルを今季世界最高の9秒76で締めくくった25歳のボルトは、フライングで失格した世界選手権の借りを返し「そのためにここに来たんだ」と胸を張った。だが直後のレースで練習相手のブレークにお株を奪われた。

 ボルト不在の100メートルを世界選手権最年少で制した21歳の新鋭は、200メートルで世界歴代2位の19秒26をマーク。ピストルへの反応が最も遅い0秒269ながら、先輩の世界記録にあと0秒07に迫る驚異の走りを見せ「何かやれると思っていた」。カーブの走りを助言したボルトも「これ以上教えている場合じゃないね」と冗談めかして激走をたたえた。(共同)

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2011年9月17日のニュース