野球賭博事件“胴元”の古市被告は有罪

[ 2011年7月14日 06:00 ]

 大相撲の野球賭博事件で、胴元として力士らから賭け金を集めて賭博を開催したとして、賭博開帳図利罪に問われた元十両・古市貞秀被告(35)と母・米子被告(64)の判決で、東京地裁は13日、それぞれ懲役10月、執行猶予3年(いずれも求刑懲役10月)を言い渡した。

 判決理由で今崎幸彦裁判長は、貞秀被告について「国技と呼ばれ、多くの熱心なファンを持つ大相撲への信用を、失墜させた責任は軽くない」と述べた。一方で、犯行を認め、反省の態度を示している点や、貞秀被告が日本相撲協会を懲戒解雇されたことを考慮し、刑の執行を猶予した。

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2011年7月14日のニュース