放駒理事長「本来の相撲じゃないが、勝ちは勝ちだし」

[ 2011年7月14日 07:54 ]

魁皇 史上最多の通算1045勝達成

 相撲界に久々に明るい話題を提供した魁皇の頑張りに、協会幹部も賛辞を惜しまなかった。通算951勝で歴代4位の北の湖元理事長(元横綱)は「記録は目標があったからそれが良かった。これまでと同じようにまい進してほしい」とさらなる記録更新を期待した。

 また、館内の役員室で取組を見守った放駒理事長(元大関・魁傑)は「本来の相撲じゃないが、勝ちは勝ちだし大変な記録。千代の富士の時も言われたが、もう二度と破られないだろう。大変な記録には間違いないね」と称えた。

 そして最後に「あとはどれだけ伸ばすかだ」とこれまで引退の危機を何度もくぐり抜けてきた看板力士のもうひと踏ん張りに、相撲界の人気回復の希望を託していた。

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2011年7月14日のニュース