遼 通算2オーバー 2年連続決勝R進出

[ 2011年6月18日 10:10 ]

第2ラウンド、3番でアプローチショットを放つ石川遼

 男子ゴルフの全米オープン選手権は17日、米メリーランド州ベセスダのコングレッショナルCC(7574ヤード、パー71)で第2ラウンドを行い、石川遼は5バーディー、4ボギーの70にまとめて通算2オーバー、144の暫定33位で2年連続の予選通過を決めた。

 日没サスペンデッドで終了できなかった21選手が石川遼を上回っても、決勝ラウンドに進める60位以内に入れるため。

 久保谷健一は2日連続の73で、通算4オーバーで暫定57位。藤田寛之は前日の出遅れが響き、通算10オーバーの暫定129位で決勝ラウンドに進めなかった。

 初日首位のロリー・マキロイ(英国)が66と伸ばして通算11アンダー、131で36ホールの大会最少スコアを更新した。6打差の暫定2位に、69で回ったY・E・ヤン(韓国)がつけた。

 ▼石川遼の話(初日より)何倍も良かった。クラブをコントロールできるようになった。パットは安定し、ラインの読みが外れることはあまりなかった。決勝ラウンドが楽しみ。
 
 ▼久保谷健一の話 後半はショットが曲がって予選通過どころじゃなかった。最後の18番は、思い出になるパットをと思って打ったら入った。決勝ラウンドに進めれば、もう少しフェアウエーにいたい。
 
 ▼藤田寛之の話 いい舞台で自分の力が出し切れず、すごく残念。何とか予選通過はしたかったが、できなかった自分が悔しい。ここでやったことを次につなげる。(共同)

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2011年6月18日のニュース