白鵬、63連勝の先輩横綱・谷風と“対面”

[ 2011年6月18日 06:00 ]

仙台・勾当台公園で谷風と“対面”する白鵬

 横綱・白鵬が17日、東日本大震災の被災者慰問のため宮城県を訪れ、仙台市の勾当台公園にある横綱・谷風の銅像と対面した。

 「武蔵丸関みたいですね」と1メートル89、176キロの“アンコ型”の像に圧倒されるひと幕もあったが「もし谷風と対戦するなら」の問いには「やるしかないでしょ。いざとなれば」と苦笑い。それでも自身と同じ63連勝(預かりなどを含む)を記録した先輩横綱の姿に感銘を受けた様子で「名古屋場所のきっかけになれば」と史上最多の8連覇を誓った。

 野球賭博の影響で天皇賜杯がなかった昨年名古屋場所で手作りの賜杯を贈られたトヨタ自動車の豊田章男社長へのお礼を兼ね、宮城・大衡村にあるトヨタの関連工場も訪問。震災で親族を亡くした職員らに「自分が来ることで(宮城の人が)元気になってくれればと思う」と激励した。

続きを表示

2011年6月18日のニュース