世界レスリング男子代表・湯元兄弟らが精力的に練習

[ 2011年6月4日 18:33 ]

 レスリングの世界選手権(9月・トルコ)に出場する男子代表が4日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで強化合宿を公開し、フリースタイル60キロ級で2008年北京五輪3位の湯元健一(綜合警備保障)は双子の弟で55キロ級の進一(自衛隊)とともに精力的な練習を見せて「自分のスタイルを貫いて金メダルを取りたい」と意気込んだ。

 世界選手権でフリー、グレコローマンスタイルともに各階級5位までがロンドン五輪出場枠を獲得する。佐藤満・日本協会男子強化委員長は「メダルの可能性がある66キロ級までの両スタイルと重い階級でも枠を取れれば」と目標を掲げた。昨年の広州アジア大会のグレコ55キロ級で世界王者を破って金メダルに輝いた長谷川恒平(福一漁業)は「挑戦者としてリセットしてやる」と話した。

続きを表示

2011年6月4日のニュース