トヨタ自動車、ルネサス高崎とともに首位並走

[ 2011年5月31日 06:00 ]

 スポニチ後援日本女子ソフトボールリーグは30日、鹿児島、前橋、横浜の3会場で6試合が行われ、次節に激突するトヨタ自動車とルネサスエレクトロニクス高崎がともに1敗を守って首位を並走。好調の太陽誘電は今季4度目の完封勝ちで5連勝とし、4位に浮上した。

 <トヨタ自動車 ワトリー足攻!>【トヨタ自動車2-0日立マクセル】トヨタ自動車は初回1死満塁、4回には1死二、三塁の好機を逃したが、ワトリーの俊足が嫌な流れを変えた。5回1死二塁から放った打球を相手二塁手がはじき、ボールは左中間フェンスまで転々。「二塁を回るときにはトップギアに入っていた」とためらうことなく本塁に滑り込み、記録は二塁強襲のランニング本塁打となった。「チームの勝利に貢献できた。それだけで十分」と淡々と振り返った。アボットは日立マクセル打線を寄せ付けず1安打完封で首位を守った。

 <豊田自動織機 監督故郷に錦>【豊田自動織機7-2シオノギ製薬】豊田自動織機は初回に先制、4回に追加点、7回にダメ押しと理想的な点の取り方でシオノギ製薬に快勝した。永吉監督にとっては故郷の鹿児島での初勝利だったが「まだまだ物足りない。もたもたしていてスカッとした勝ち方ができない」と不満顔だ。それでも、開幕から不振だった狩野が2安打を放ち、復調の兆しが見えた。「きっかけになったか分からないが、打って走ってチームを勢いづかせたい」。200安打まであと4本と迫り、次節での達成を誓っていた。

 ◆その他の試合
佐川急便2-0静甲
日立ソフトウェア1-0ホンダ
太陽誘電6-0大鵬薬品
ルネサスエレクトロニクス高崎2-1デンソー

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2011年5月31日のニュース