史上最多の在位175場所…栃天晃「晴れ晴れ」

[ 2011年5月31日 06:00 ]

師匠の春日野親方(元関脇・栃乃和歌)に止めばさみを入れられ、29年間の現役生活に別れを告げた現役最年長力士の栃天晃

 蔵前国技館の土俵に上がった最後の現役力士で、技量審査場所中の20日に引退届を提出した元十両・栃天晃(44)=本名・島方守、春日野部屋=が30日、東京都墨田区の春日野部屋で断髪式を行い、先代・春日野親方(元横綱、栃ノ海)や親族ら約50人がはさみを入れた。

 82年春場所で初土俵を踏み、在位175場所は史上最多記録。師匠の春日野親方(元関脇・栃乃和歌)に大銀杏(おおいちょう)を切り落とされると「終わったなという心境。晴れ晴れとした気持ちです」と話した。

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2011年5月31日のニュース