エース杉本重傷だった…園田監督バッサリ「本人の考え方に問題」

[ 2011年5月31日 11:04 ]

 柔道の世界選手権(8月・パリ)女子78キロ超級代表で、28日の全日本実業団体対抗大会で左肘を痛めた杉本美香(コマツ)が内側側副靱帯損傷で全治4~5週間と診断されたことが31日に判明し、グランドスラム・リオデジャネイロ大会(6月18、19日)の欠場が決まった。日本女子の園田隆二監督が明言した。代わりに田知本愛(綜合警備保障)が出場する。

 昨年の世界選手権で無差別級との2冠に輝き、4月の全日本女子選手権で初優勝した杉本は、6月4日に佐賀県嬉野市で始まる日本女子代表合宿にも参加しない。

 グランドスラム・モスクワ大会から成田空港へ帰国した園田監督は「日本のエースとしてやってくれると思っていた時にけがをした。本人の考え方に問題がある。信頼できない」と厳しい口調だった。

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2011年5月31日のニュース