負け越し昇進に心境複雑 師匠は「本当なら上がれないと思う」

[ 2011年5月25日 12:23 ]

技量審査場所で負け越しながら十両への昇進が決まり、記者会見する荒鷲

大相撲名古屋場所番付編成会議

 東幕下3枚目で負け越しながら昇進したモンゴル出身の荒鷲は「最初、親方から聞いてすごくうれしかった」と、はにかみながら喜んだ。師匠の花籠親方(元関脇太寿山)は「本当なら上がれないと思う。『運良く上がれた』と言われないように努力させていきたい」と神妙な面持ちだった。

 元小結の垣添も3勝で十両に復帰。幕下陥落時には引退も考えたという32歳は「複雑な心境だが、審判部の方が判断されたこと。堂々と土俵に上がりたい」と話した。

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2011年5月25日のニュース