10年母国に帰らず チェコ出身初の関取誕生

[ 2011年5月25日 12:30 ]

大相撲名古屋場所番付編成会議

 チェコ出身初の関取となった28歳の隆の山(鳴戸部屋)は「うれしい。10年は長いけど、上がれて良かった」と喜んだ。2001年九州場所の初土俵以来、一度も母国に帰らずに重ねた精進が実を結んだ。チェコにいる両親には電話で吉報を届けたそうだ。

 現在の体重は100キロそこそこと細身で、120~130キロくらいまで体を大きくすることが目標という。「もっと稽古をして上を目指したい。これからもチェコから力士が来てくれればいい」と、さらなる活躍を誓った。

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2011年5月25日のニュース