ジュニア時代に便宜…遼 千葉CCに“恩返し”Vだ

[ 2011年5月25日 06:00 ]

15番で林から第2打を放つもうまく当たらず苦笑する石川遼

 石川遼(19=パナソニック)が“ホームコース”で恩返しVを狙う。男子ツアーのダイヤモンドカップ(千葉CC梅郷C)は26日に開幕。24日はインの9ホールを回り調整した。

 会場は自宅から車で10分ほどの距離。小学5年で初めて回り、中学3年からはジュニア育成に力を入れていた千葉CCに練習の便宜を図ってもらった。試合は07年の関東アマ以来(8位)だが、「ジュニアの僕らに門を開いてくれた」という思い入れの強いコースだ。

 今大会は石川らの発案も受けてグリーン周りを中心に32カ所の立ち見席が設置された。観客が見やすくなった“遼スタンド”を見て「歓声があれば気合も入る。あとは僕が盛り上げるだけ」と意気込んだ。

 ≪薗田“平常心”強調≫予選ラウンドで石川と同組になった杉並学院高の先輩・薗田は「空回りしないようにしたい」と話した。07年に今大会と同じ会場で行われた関東アマでは石川らを抑えて優勝。ラフの長い林間コースとあって、「今回もフェアウエーキープがポイントになる」と話した。

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