遅咲きの28歳波形 初の全仏は不完全燃焼「納得いかない」

[ 2011年5月24日 09:27 ]

女子シングルス1回戦でリターンする波形純理

 28歳で初めての全仏の本戦は不完全燃焼に終わった。波形は第1、第2セットとも1ゲームしか奪えず、わずか約1時間での完敗。「納得のいかない形で終わり、悔しい」と話した。

 最新世界ランキングは波形の118位に対し、ウォズニアクは162位。だが、相手は2年前には21位にいた格上で、ラリーでは重くて深いショットで差し込まれた。

 左肩痛の影響もあって本来のサーブが打てず、強烈なリターンを何本も決められた。「ここ1本の集中力がなかった。もっとサービス力を上げないといけない」と課題を口にした。

 早大出で2005年にプロ転向。ことし1月の全豪で初の四大大会出場を果たし、2月の国別対抗戦フェド杯代表にも初選出された遅咲き。「次のばねになると思う」と敗戦を今後の糧にすることを誓った。(共同)

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2011年5月24日のニュース