ヒート２勝目！ビッグ３の一角ボッシュ３４得点

　ＮＢＡプレーオフは２２日、東地区決勝第３戦が行われ、地区２位のヒートが地元マイアミで１位ブルズを９６―８５で下して２勝１敗。ビッグ３の一角、クリス・ボッシュ（２７）が今プレーオフで自己最多の３４得点をマークしてチームを引っ張った。ブ軍は約３カ月ぶりの連敗。今季のＭＶＰとなったデリック・ローズ（２２）は２０得点をマークしたもの、第４Ｑはわずか２得点に終わった。

　＜ヒート＞ボッシュは出だしから３本続けてシュートを外したものの、第１Ｑ残り３分４６秒にダンクを成功。「あれで流れが変わった」と以後、１５本中１３本のフィールド・ゴールを決めた。ラプターズから移籍して迎えた今季の平均得点は１８・７。６季ぶりに２０得点を下回っていたが、ブルズとのシリーズに入って３０得点以上は２度目。スポールストラ監督は「彼のおかげで多くのオフェンスを組み立てられた」とその存在感を高く評価していた。

　≪ビッグ３で７３点≫ヒートのビッグ３（ジェームズ、ウェイド、ボッシュ）の合計得点は７３。チーム合計に占める割合は７６・０％で、７０％以上は今プレーオフで５試合連続９回目となった。