遼くんらに質問集中 松山は「今も心が揺れている」

[ 2011年4月5日 08:25 ]

会場にファンを入れての練習で、10番でティーショットを放つ石川遼

 男子ゴルフのメジャー第1戦、マスターズ・トーナメント開幕を3日後に控えた4日、ともに19歳の石川遼とアマチュアの松山英樹が会場となる米ジョージア州のオーガスタ・ナショナルGCで大会の公式記者会見に臨み、海外メディアから東日本大震災関連の質問が集まった。

 この大会から今季の獲得賞金をすべて被災者支援のために寄付する意向の石川は「スポーツの力をアピールしたい。今週から、東北のみなさんとつながっているつもりで戦う」と応じた。

 宮城県の東北福祉大に通う松山は会見に先だって、世界中からさまざまな支援が集まっていることに「被災地の一人としてお礼を申し上げたい」と英語も交えながら感謝。一方で「この国難の中で出場が許されるのか、今も心が揺れている」と複雑な心境を口にした。(共同)

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