十両昇進の3力士は関取待遇…月給支払いへ

[ 2011年2月9日 06:00 ]

大相撲・八百長問題

 相撲協会は9日に両国国技館で臨時の理事会と師匠会を開き、春場所中止に伴う諸問題を協議する。初場所後の編成会議で決まっている番付編成の再考や、場所前の新弟子検査の実施場所、場所ごとに支給される手当の扱いなどについて話し合う。

 焦点となるのが、初場所後の番付編成会議で十両昇進が発表された磋牙司、玉飛鳥、益荒海の3人の扱い。春場所が開催されれば3、4月の月給(約103万円)と1場所分の場所手当(力士報奨金約16万円)などが支給されるはずだったが、場所が開催されないため“無給”の幕下のままか十両扱いとするか方向性を出す必要がある。

 協会関係者によると、編成済みの番付は、春場所の番付発表予定日だった28日から適用する見込みで、幕下から十両に昇進する3力士に関しても関取待遇となることが予想される。また、番付を発表するかどうかは流動的という。

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2011年2月9日のニュース