厳しい追及なし…ウッズ 謝罪とひたすらゴルフの話の復帰会見

[ 2010年4月6日 08:13 ]

マスターズ・トーナメント出場を前に、記者会見するタイガー・ウッズ

 不倫騒動で男子ゴルフの大会出場を自粛し、マスターズ・トーナメント(8日開幕)で復帰するタイガー・ウッズ(34)=米国=が5日、会場の米ジョージア州オーガスタのオーガスタ・ナショナルGCで記者会見し、練習ラウンドで大勢の観客から拍手で温かく迎えられたことに「自分のプレーをまだ見たいと思うファンがいることが分かってうれしかった」と語った。

 騒動発覚後初めてとなる本格的な会見は約200人の報道陣が出席し、35分続いた。冒頭でウッズは「支えてくれていた人すべてを裏切ったことを謝りたい」と、自らの行動についてあらためて謝罪した。現在続けている精神面の治療や不倫問題などについて、報道陣から厳しい追及はなかった。自身も詳しく言及せず、ゴルフへの質問を中心に答えた。
 ウッズは不倫騒動が明るみに出た昨年12月以降、大会への出場を自粛。2月の会見では声明を一方的に読み上げただけで、3月のテレビインタビューも一部の社に短い時間応じただけだった。(共同)

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2010年4月6日のニュース