カヌー荻野強化委員が生涯初ホールインワン

[ 2009年11月10日 06:00 ]

<第52回オールスポーツマンゴルフ大会>西コース7Hでホールインワンを達成した荻野時夫

 【第52回オールスポーツマンゴルフ】ゴルフ歴30年のカヌーの荻野時夫強化委員が、西コース7番パー3で生涯初のホールインワンを達成した。186ヤードの打ち下ろしで、6Iで打ったボールはピン手前50センチに落ちて、カップに吸い込まれた。2カ月前に「パワーが落ちてきたので」シャフトをスチールからカーボンに変更。「気持ち良く振り抜けました」と快挙を喜んだが「記念品を作ったりしないといけない。どうしていいのか困っている」と今後のことを心配していた。

 <JGA ゴルフが意地の3位>2016年リオデジャネイロ五輪から正式種目に採用されることが決定したゴルフの国内総本山は、3位と意地を見せた。グロス84だった大鷲俊朗ジュニア育成副委員長は「他の競技団体とやっと肩を並べられた」と鼻高々。石川遼効果でゴルフに対する注目度は高まっているが「五輪はジュニアの目標にもなる。これからも盛り上げていきたい」と意気盛んだった。

 <スキー 林部長残念!50位も五輪の成績に期待>昨年、グロス81をマークし個人4位に入った林辰男フリースタイル部長は、大きくスコアを落としグロス91、ネット74・2で50位。「忙しくてゴルフやる暇がないから」と苦笑いした。今年3月に福島・猪苗代で開催された世界選手権ではモーグル女子で上村愛子(北野建設)が2冠を達成。来年2月に開幕するバンクーバー五輪では活躍が期待されるだけに「ゴルフより競技の成績が良ければそれでいい」と気持ちを切り替えて?いた。

 <ラグビー 真下副会長「こっちは風が…」>真下昇副会長兼専務理事はグロス105、ネット77・4で108位。前日にシンガポールから帰国したばかりで疲労感もあったようで「全く駄目。最後までリズムがつかめなかったね」と苦笑いした。それでも、今年は19年W杯開催が決定し、16年五輪での7人制実施も決まる“当たり年”。「競技の方はいい風が吹いたんだけど、こっち(ゴルフ)は風が吹かなかったね」と笑い飛ばしていた。

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2009年11月10日のニュース