来年の世界柔道に光!!日本女子圧倒V

[ 2008年10月6日 06:00 ]

優勝を決めて喜ぶ日本女子選手団

 【柔道世界団体選手権】5位に終わったふがいない男子に対し、女子は圧倒的な力を見せ、地元開催で優勝を飾った。決勝ではフランスに1勝を先行されたが、48キロ級の山岸絵美(三井住友海上)が大外刈りから見事な朽ち木倒しへの連係技で一本勝ちすると、52キロ級の北京銅メダリスト中村美里(三井住友海上)が開始16秒で小内刈りで一本勝ち。一気に勢いに乗り、若手主体の強豪を圧倒した。

 全日本女子・日蔭暢年監督にキーマンに指名され、2試合両方で一本勝ちした山岸は「(48キロ級で)私が一番強いというところをアピールしたかった」と満面の笑み。決勝のみの出場となった中村も「ずっと出たかった。まだ北京の悔しさの半分も晴らしていない」と気迫勝ちをアピールした。日蔭監督は「一番の収穫は優勝。ロンドンとはいわないけど、来年の世界選手権(8月、オランダ)へ光が見えてきた」と話した。

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2008年10月6日のニュース