時津海断髪式「この1年大変だった」

[ 2008年10月6日 06:00 ]

 時太山事件で昨年10月に前時津風親方の山本順一被告(58)が解雇され、急きょ部屋を継承した元幕内・時津海(34)=本名・坂本正博=の「引退、時津風襲名」相撲が両国国技館で行われた。断髪式では約300人がはさみを入れ、前親方の代わりに入門時の師匠でもある先々代時津風親方(元大関・豊山)の内田勝男氏(71)が大銀杏(いちょう)を切り落とした。時津風親方は「この1年いろいろあったので大変だった。部屋がいい方向に進むように、精いっぱい努力します」と話した。

 7日には起訴された兄弟子3人の初公判が開かれる。3人は起訴事実を大筋で認めるが、前親方から暴行を指示されたと主張する見通し。8日に出廷する時津風親方は「言えることはしっかり言いたい」と話した。

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2008年10月6日のニュース