関脇安馬が優勝／全日本力士選士権

　大相撲の第６７回全日本力士選士権は６日、東京・両国国技館で行われ、幕内トーナメントは関脇安馬が２年ぶり２度目の優勝を果たし、賞金２５０万円を獲得した。安馬は準決勝で小結把瑠都を寄り切り、決勝では昨年覇者で秋場所を制した横綱白鵬を押し出した。十両トーナメントは山本山が優勝した。

　秋場所で１２勝した安馬は決勝で白鵬を押し出して優勝し、元気なところをアピールした。優勝賞金の２５０万円を獲得し「いっぱいおいしいものを食べて、太れるように頑張ります」と、笑みを浮かべた。
　大関とりのかかる九州場所へ弾みをつけた。「一生懸命けいこに精進して、みなさんに喜んでもらうような相撲を取ります」と活躍を宣言した。