キューバの“メガネマン”劉翔超えた!

[ 2008年6月14日 06:00 ]

男子110メートル障害で12秒87の世界記録を出したダイロン・ロブレス

 陸上男子の百十メートル障害でダイロン・ロブレス(21=キューバ)が12秒87の世界新記録を樹立した。12日にチェコ・オストラバで行われた国際陸連GPシリーズ「ゴールデン・スパイク」でマークしたもので、アテネ五輪金の劉翔(24=中国)が06年に記録した12秒88を100分の1秒更新。メタルフレームの眼鏡をかけて走ったロブレスは「予想もしなかったので驚いている。五輪で彼(劉翔)に勝てるかどうかはわからないが、ものすごくうれしい」と喜びを爆発させた。これまでの自己ベストは昨年9月にマークした12秒92。北京五輪では「中国の顔」劉翔の前に立ちはだかる存在になりそうだ。

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2008年6月14日のニュース