識者セミナー 力士の指導法などで討論

[ 2008年6月14日 19:17 ]

 「大相撲の持続的な発展を考える」をテーマにした公開セミナーが14日、東京都新宿区の早大で開かれた。

 文部科学省の松浪健四郎副大臣らの講演後、NHK解説委員で日本相撲協会の力士死亡再発防止検討委員の山本浩氏、東海大の生沼芳弘教授、慶大の中島隆信客員教授による討論では、指導の一環として力士を竹刀でたたくことの是非や八百長問題、横綱の品格論などについて意見交換した。

 サッカーのJリーグ勤務という男性から「たたかない指導法が絶対にあるはずだ」と意見を求められると、山本委員は「自分はたたかれて良くなったという選手や力士もいる」と答えるなど、活発な議論が交わされた。

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2008年6月14日のニュース