クルム伊達ベストフォ~!フォ~!

[ 2008年6月14日 06:00 ]

シングルス準々決勝に勝ち、観客の声援に応えるクルム伊達

 女子テニスの東京有明国際オープン第4日は13日、東京有明テニスの森公園で行われ、シングルス準々決勝で第4シードのクルム伊達公子(エステティックTBC)は劉少卓(中国)を6―2、7―6で破り、ベスト4入りした。強烈なリターンなどで第1セットを奪うと、第2セットも粘る劉をタイブレークで振り切った。クルム伊達は高岸知代(ダンロップ)と組んだダブルスでも準々決勝で萩本愛里(オーサンスTC)大西香(園田女大)組に7―6、6―2で勝ち、準決勝に進出した。

 ≪疲れ知らず37歳≫シングルス、ダブルスともに準決勝に進出した37歳のクルム伊達は「疲れはない。体がよく動いているし、自分の気持ちも高ぶってきている」と話した。今大会初の1日2試合をこなし「きょうを乗り切れば、先が見えてくると思った」と笑顔で手応えをのぞかせた。ダブルスを組んだ高岸は「(クルム)伊達さんはシングルスもあるので、疲労を考えたら私が引っ張っていかないと」と気遣っていた。

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2008年6月14日のニュース