奈良“全身サポーター”で勝った

[ 2008年5月21日 06:00 ]

 場所中の稽古で間垣親方(元横綱・2代目若乃花)に竹刀で叩かれた序二段・奈良が、問題発覚後初めて土俵に登場。だが、大きなあざがあるとされる左太腿全体に特大サポーター、さらに右太腿、左右の上腕にもテーピングを施すなど物々しい姿だった。はたき込みで2勝目を挙げたものの「痛みは大丈夫」と語るだけで足早に引き揚げた。また、新たな暴行問題を受けて渡海紀三朗文科相は「(相撲協会の)改革のさなかにこうしたことが起きたのは残念。これでは信頼回復はできない」と失望感をあらわにした。その上で同協会の対応についても「不適切ならわれわれが指導しなければならない」と述べた。

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2008年5月21日のニュース