遼くん V再現ペアリングだ

[ 2008年5月21日 06:00 ]

「ハニカミカレー」「王子カレー」が販売される茶店の前でポーズをとる石川遼

 遼くんが“番長”に目をつけられた。男子ゴルフツアーのマンシングウェアKSBカップ(22日開幕、岡山・東児が丘マリンヒルズGC)予選ラウンドの組み合わせが20日、発表され、前年覇者の石川遼(16=パナソニック)は、奇跡のツアー最年少優勝を決めた昨年の最終日と同じ立山光広(39=カバヤグループ)、久保谷健一(36=フリー)との同組になった。

 石川は「ビックリです。(主催者は)よく考えるなあって思いました」と人ごとのように感心した。無名のアマチュアではなく、今回は前年優勝のプロとして臨む。「立山さんも去年みたいに優しくはしてくれないと思う。僕も負けたくはない」と覚悟を口にした。

 こわもてで男子ツアーの番長格でもある立山だが、昨年は久保谷とともに同組の石川にしきりに声をかけて緊張をほぐす心遣いを見せた。ただし、今回はウソかマコトか「もうお客さんじゃないから、飛距離もスコアもぶっつぶす!去年は甘やかしすぎた」とケンカ腰。岡山市内での選手サイン会でも、軽いジャブとばかりに石川にのど輪をお見舞いしてヒートアップしていた。

 ≪「王子カレー」お目見え≫石川ら5選手が出席したサイン会には約600人のファンが詰めかけた。サインをもらえるのは先着100人だったが、石川を一目見ようと集まった女性ファンは黄色い歓声を上げながら、必死に携帯電話で写真撮影。会場コースの茶店には「ハニカミカレー」「王子カレー」がお目見え。昨年までの「銀座カレー」を改名したもので、ハニカミ王子発祥の地は石川一色だった。

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2008年5月21日のニュース