フィギュアコーチが教え子の中学生を暴行?

[ 2008年5月21日 12:01 ]

 全国のフィギュアスケートコーチでつくる「日本フィギュアスケーティングインストラクター協会」(本部・横浜市)の理事を務める男性コーチ(56)=名古屋市=が教え子の女子中学生に性的暴行をしたとして、強姦致傷容疑で愛知県警瑞穂署に告訴されていたことが21日、分かった。

 瑞穂署などによると、女子生徒は4月上旬、コーチの自宅に自分の家族らと宿泊。1人部屋で寝ていたところ、コーチから暴行を受けたとして同月、瑞穂署に相談。同署が5月、告訴状を受理した。コーチ側は事実を否認しているといい、同署が慎重に捜査を進めている。
 協会によると、コーチは名古屋市のスケートリンクで長年、指導に当たってきたといい、全日本や全日本ジュニアの選手を多数育成。後に冬季五輪代表に選ばれた選手もいたという。
 コーチ自身も1967年、全日本フィギュアスケートジュニア選手権で優勝したことがある。
 協会の大西勝敬副理事長は「コーチは4月から病気で入院しており、話を聞けていない。温厚な人柄で、子どもたちにも人気だったので信じられない。事実確認に努めたい」としている。

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2008年5月21日のニュース