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【五輪最終予選】U23新主将の藤田譲瑠チマ「初戦勝てたことでいい流れに乗れる」19日UAE戦も任せろ

[ 2024年4月17日 00:23 ]

サッカーパリ五輪最終予選兼U―23アジア杯カタール大会1次リーグB組第1戦   日本1―0中国 ( 2024年4月16日    ジャシム・ビン・ハマド・スタジアム )

<日本代表・中国代表>後半、ボールを競り合う藤田(撮影・小海途 良幹)
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 パリ五輪出場権を狙うU―23日本代表は大会初戦でU―23中国代表と対戦し、1―0で勝利した。前半8分、MF松木玖生(20=FC東京)が左足を合わせて先制点。しかし、同17分、センターバックの一角を担うDF西尾隆矢(22=C大阪)が一発レッドで退場。厳しい立ち上がりとなるも、10人で虎の子の1点を守り切った。

 
 新キャプテンとしてチームをけん引したMF藤田譲瑠チマ(22=シントトロイデン)は試合後、一発レッドのシーンについて「早い段階で得点できたのはよかったが、自分たちで難しくしてしまった」と反省しつつも「うまく失点なしで90分戦えたのはプラス」と前向きに捉えた。

 パリ五輪への出場権がかかるが「自分自身はいつも通り、今までやってきたことしかできないので、特別なことはせず、今まで培ったことをやろうと思った」と気負いはない。

 ハーフタイムには「今の状況は仕方がないからやるしかない、という言葉が飛び交っていた。チームとしてまた一から戦い直そうと話していた」と、アクシデントにも動じなかった。

 そんな中でつかんだ勝ち点3。「(この勝利は)凄く大きい。今後にも響いてくる。初戦勝てたことでいい流れに乗れると思う。この流れに乗って今後の試合も戦いたい」と決意を新たにした主将。次戦19日のUAE戦に向けて「いい準備をして勝てるように、チームとして勢いを持って試合に臨めるように声を掛けていきたい」と意気込んだ。

 ▽パリ五輪アジア最終予選 U―23アジア杯として4月15日~5月3日にカタールで開催し、16チームが出場。4組に分かれて1次リーグを行い、各組上位2チームが決勝トーナメント進出。上位3チームが本大会出場権を獲得。4位チームはアフリカ予選4位のギニアとプレーオフ。日本は1次リーグB組で中国戦の後は、UAE(19日)、韓国(22日)と対戦する。

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